相続解決事例No.1 父親の遺言があるのに使用しなかった相続

ご依頼者は宇都宮市の男性の方で、お父様が亡くなってご相談にお越しになられました。

  • 被相続人:父親
  • 相  続  人:依頼者(長男)、二男、三男
  • 対象遺産:不動産、預貯金等

状況をお聞きすると、お父様はご依頼者が知らぬ間に遺言書を作成していたようで、ご自宅から見つかった公正証書の遺言書をお持ち下さいました。

拝見すると、全財産を長男に相続させるという内容になっておりました。

しかしご依頼者は、別に父の全財産を欲しいわけではないし、こんな遺言書では弟たちとトラブルになると遺言書を公開するのをためらっておられました。

解決

当センターが行ったこと

遺言公正証書で全財産の受遺者に指定されているご依頼者が、遺言書通りでなくてよいと言っている状況でしたので解決は簡単です。遺言書を使わなければよいのです。

遺言で指定された受遺者は遺言書通りの相続を拒否し、共同相続人全員で遺産分割について遺言と異なる合意がとれれば、遺言書と異なる遺産分割協議を行うことができます。

ご依頼者には、遺言書を公開する際に「こういう遺言書を見つけたが、別に俺は全財産を欲しいとは思っていないから、皆で公平に遺産を分けよう」とあらかじめ弟さん2人にお話しするようにアドバイスしました。

その結果、誤解を生むことなく弟さん達にご依頼者のお気持ちがちゃんと伝わり、遺言書はあくまでも故人の遺志として、遺言書とは別の分け方で兄弟3人で円満に話し合うことができました。まとまった内容で遺産分割協議書を作成を作成して差し上げ、円満な相続手続きを行うことができました。

このようなケースは、一歩間違えれば相続人間で争いを招きかねません。「全財産を〇〇に相続させる」という内容だけの遺言書は、経験上もっともトラブルを招く最悪の遺言書だと断言できます。

実は同じ内容でも、トラブルをできる限り回避する書き方があります。無用なトラブルを避けたい方は当センターにご相談いただければ幸いです。

お客様の声

この頃はお客様の声をいただいていなかったためにここに掲載できるものがありませんが、ご依頼者は本当に喜んでおられたことを記憶しております。

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