相続解決事例No.8 所在不明の甥姪との相続

ご依頼者は日光市の女性でした。ご自宅での出張相談をご希望されたため、土日にご自宅にお伺いしてご依頼をお受けしました。

  • 被相続人:父親、母親
  • 相  続  人:依頼者(二女)、甥姪(亡長女の前婚・後婚それぞれの子)
  • 対象遺産:土地建物(実家)

お父様・お母様が亡くなって実家の相続をしたいということでしたが、詳しくご事情をお伺いすると、かなり複雑な親族関係でした。

ご依頼者は三人姉妹の二女でしたが、長女は二度結婚していてそれぞれで子供がいたそうです。しかし二度とも離婚して子供は夫が引き取っており、現在の所在はまったく知らない状況でした。
三女の方はお亡くなりになっていましたが、婚姻などについては何もわからず、夫子供がいる可能性もゼロではないとのことでした。

解決

当センターが行ったこと

相続人がいったい何人いるのかも分からない状況だったため、まず職務権限で戸籍謄本を収集して相続人の確定作業を行いました。すると長女が前婚で生んだ長男(甥)は戸籍謄本上は生存していましたが、住民票が日本のどこにもない状態であることがわかりました。完全な行方不明です。

また長女が再婚で生んだ長女(姪)は同じ市内に結婚して暮らしていること、三女は生涯独身で亡くなったようで、直系の相続人はいないこともわかりました。

このケースでは、甥と姪は別々に手続するしかありません。

まず不動産などの資料を整理して遺産目録を作成しました。それから同じ日光市内の姪には相続発生の通知を代書・郵送いたしました。姪からはその後依頼者宛に相続にご協力してくれる旨のご連絡があり、相続を進められるようになりました。

次に行方不明の甥については、家庭裁判所に不在者財産管理人の選任申立を行いました。これは言わば行方不明者の代理人を決める手続です。これにより当センターの行政書士が代理人として就任して、家庭裁判所に事前に許可のうえで、全てを依頼者が相続するという内容の遺産分割協議書に署名押印しました。

これにて甥の所在は不明のまま、無事ご依頼者に不動産の名義を変更することができました。

これまで10件以上の案件で、不在者財産管理人を選任して相続を終了させてきました。行方不明者がいても手続上は問題ありません。お困りの方は当センターにご相談いただければと思います。

お客様の声

細野様には色々と親身になって相談にのっていただきました。

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